Lastrum

地元岡山を拠点に全国的に活動を展開するCOWS JACKSONが待望のセカンドアルバムを完成させた。「前作とはまったく違うサウンドにしたかった」とメンバーが語るとおり、2007年11月にリリースしたファーストアルバムとは180度異なる作品となっている。 今回もYusuke Yabui , Toshifumi Kobashiの二人がそれぞれ5曲ずつソングライティングを担当。「ファーストアルバムはエレキギターを中心にソングライティングを進めていったけど、今回はアコースティックギターやピアノを使って曲を書いた」と語る彼らの楽曲は、ストリングスやアコースティックギター、パーカッションが効果的に取り入れられ、よりビックに、よりスウィートに進化したオリジナリティー溢れる傑作に仕上がっている。 一方リリックの方に目を向けると、自分たちが今置かれている状況や日々の生活の中で巻き起こるさまざまな出来事やそれに対する感情を表現豊かに描いている。タイトルをつけたToshifum Kobashiは「俺たちは詩人でもなければ哲学者でもない。へんてこなストーリーを語るよりも身のまわりで起こる出来事や感情をリアルに歌うほうが好きだね。いちリスナーとしてもそういうタイプの音楽の方がぐっとくる。この“MODERN WORLD”ってタイトルも説教くさいスローガンみたいに聞こえるかもしれないけど、あくまで自分たちの小さな庭で起こる“MODERN WORLD”ってことなんだ！」と語っている。 思えばCOWS JACKSONというバンドは常にオリジナリティーを追求してきたバンドである。徐々にではあるが着実に理想が現実に向かって走り出している。五月には約一年半ぶりの全国ツアーも行われる。早くも次回作の曲も書き始めているとか!! 丑年でもある2009年、是非彼らに注目して欲しい！！！！！